1978-06-06 第84回国会 参議院 商工委員会 第20号
これを拾ってみますと、日本が韓国と中間線論、それから自然延長線論、これで論議をしていたその時期から日韓協力委員会が介入をしているということがちゃんと議事録に載っているんです。
これを拾ってみますと、日本が韓国と中間線論、それから自然延長線論、これで論議をしていたその時期から日韓協力委員会が介入をしているということがちゃんと議事録に載っているんです。
○矢田部理君 それは私も承知をしておりますが、主張を読めば、どの範囲かということは明確ではないが、少なくとも共同開発区域の中に中国の主張すべき自然延長線が延びている、こういう主張ではないのかと伺ってるんです。
なぜ南部の境界画定ができなかったのか、南部に対する日本政府の方針は、両国間の中間線をとるのか、それとも韓国の言う自然延長線をとるのか、お尋ねいたします。 また、過去の世界の争いの原因が常に領土問題にあったことを考えるときに、本法案は単にエネルギー解決のための問題だけでは済まされない重要な内容が含まれておることを考えなければなりません。
ただ、主張はしているけれども、韓国も同時に自分のたなだと言う、中国は中国のたなの自然延長線上にある、こういう主張が実は錯綜をしているわけですから、国際法的には少なくとも日本のたなだと確定をしていない。それを日本の国内である、日本のたなである、たなが確定したことを前提にして制度上融資は可能なんだという主張はどう見ても納得できません。それが第一点。
○園田国務大臣 韓国側は自然延長線を主張し、日本側は中間線を主張し、それが平行線をたどり、その結果両方が現実的に妥結したことは御承知のとおりであります。
まして中国は、その部分は中国のたなの自然延長線上にあると、こういう非常に強力な主張があるわけでしょう。そういう状況の中で、しかも日本の主張は、一応日韓大陸だなについては日本のたなだという主張はしばらく下げて、どこのたなとも決めないで共同開発をしましようと、こういうことになったわけですから、あれを日本のたなだという前提で融資をするのはおかしい。
自然延長線でいくならば韓国側でいける。共同開発でいくならばこれでもいける。ただ一つ、フィリップというのは、これはあらゆる石油の利権に出てくる利権屋ですよ。これが韓国側にくっついたというので、第七ブロックという厄介な問題が出てきた。これがあります。しかし、フィリップは、あれは本当にまじめに掘る会社じゃないですよ。
韓国の言われる自然延長線をとっているじゃないか。そういうその時その場の調子のいいことで国民をだましちゃいけません。 それからいま一つお尋ねしますが、それならば、できない事情のときにはやむを得ず中間線をとると言ったが、日本と中国の場合には、そんなに一方的に中間線をとらなければならない理由が一体どこにありましたか。中国に行って話し合いができない、そういう困難な時代が一体日中の間にありましたか。
○矢原秀男君 地質学的に見て韓国だけのいわゆる自然延長線にあるのか、そうして揚子江とか黄海とかそういうような形の中からやはり続いてくるものなのかということは、学問的に私はいろいろとやはり韓国一辺倒ではないと、こういうふうに解釈をしておるわけですけれども、あなたの方では地質学的にどういうふうに考えていらっしゃるのか、その点をお伺いします。
今回の共同開発構想はわが国の主権放棄となるのではないかと、こういうようなお話ですが、これは、いきさつにおきまして、わが国はいわゆる中間線を主張し、韓国は自然延長線説を主張すると、こういういきさつがあった。この意見の対立は、どこまでいってもこれが調整されそうな見通しでないんです。
海洋法会議は三月十四日からニューヨークで開かれておりますが、この問題と関連をして、いま韓国が独自で開発をするというお話をむしろ日本政府は自重をしていただくような申し入れが朴外務部長でございますか、西山大使との話し合いの中にあったと言いますが、海洋法会議の進展によりますと、大陸だなの自然延長線論の方が優位を占めてくるという話をしております。
○永末委員 私がこの質問を申し上げておりますのは、中国側の基本的な主張は大陸だなは自然延長線である、しかしここで、馬力制限だけに関することでございますけれども、わが国と中国との中間にあるラインが引かれたということは、いままでのような中国の考え方にある意味で修飾が加えられたとなるかどうか。